経にはムラ5番糸を使用、綿質の硬い荒い原綿をよりザラ感が出る手法(強撚)で紡績している。
ムラの形状も5番という太い糸では表現しにくかったナチュラルさが有る。
染めはindigo100%で表現できる濃色のもう一つ上の特濃色で染色。
アタリが付き易いように糸の芯白の部分は出来るだけ大きくしている。
緯糸は4番と太番手を使用、裏の肌触りがソフトに。
表のゴツゴツとしたハードさと、肌に当たる部分の柔らかさでより一層着心地の良いものに。
織りに関しては、へビィーデニムでの極限までアタリにこだわった。
セルビッチ部分はお馴染み侍が所持する刀をイメージ。通称「刀耳」。