SAMURAI COTTON PROJECT
日本人のための、日本人による日本人にしか作れないモノづくり
全てを我々の手で、純国産の製品を作りたいというコンセプトのもと、このプロジェクトはスタートした。
綿を自家栽培し、その収穫した綿で高品質の衣料を作る。単純ではあるが困難を極めるプロジェクトである。
【地域と共に】
地元(兵庫県篠山市)の小学校の授業を通して、ものづくりをしているアパレルブランドとして、子どもたちに、綿の栽培から収穫、紡績、織布、染めという、ワタから衣料になるまでのプロセスを実際に体験してもらい、衣料の成り立ちを学ぶ機会を提供することが、我々の使命であると自覚しています。
多くの人がかかわることで初めて「衣類」となることを大人も含めて、改めて思い、次世代に受け継いでいくべきであろうと考えます。
【都会と地方との交流】
毎年、3月から10月ころまで、毎月イベントを行い、普段なかなか自然に触れることが少ない都会にお住いの方にも、大自然の中で実際に体験していただいています。
【地球と人にやさしく・無農薬】
サムライジーンズが扱う和綿は、無農薬で栽培されています。
地域の、荒れた竹林を整備し、その竹から作成した竹炭や竹チップを用いたり、鶏フンを利用、種を肥料に再利用するなど、これまで培った経験を活かし、トライアンドエラーで、土壌の質も年々向上しています。
【耕作放棄地の利活用】
昨今、若者の田舎離れによる空き家や空農地の増加が問題視されており、サムライジーンズはこの土地を利用し、活用することで、
綿栽培による雇用の創出を目指しています。
【障害者の就労支援】
綿から種を取り除く作業を、障害者の就労支援事業として委託しています。
プロジェクトの取り組み
和綿の栽培に関して、説明書が存在するわけでもなく、資料だけでは、当然はじめからうまくいくことはありませんでした。
当時、実際に栽培していた先人の知恵と経験を学び、多くの協力があって、このプロジェクトは前に進んでいます。
種を植え、育て、収穫する。究極のMADE IN JAPANへ